超珈琲

超珈琲だそうです。超越した珈琲?キャー、これって、チョーコーヒーって感じぃ! えー?マジー?
しかも賢者の珈琲との事で、私の様なアホにはいれてくれない様です。
「知の道具としての珈琲」だそうです。よくわかりませんが、大工道具としての珈琲とか大道具さんが飲む珈琲は、また別に有るのかもしれません。飲んでいるとついつい時間を忘れてしまう、遅の道具としての珈琲もどこかに有るでしょうし、昔だったらハルシオンとかを混ぜた、痴の道具としての珈琲もあったかもしれません。
また、嗜好品では無く、思考品という事で、飲む前に、「・・これ、飲んでも大丈夫だろうか・・・毒が入っていたり・・・もし毒入だったら、一体誰の陰謀だろう・・・生命保険は幾らに入ってたかなぁ・・」等と色々な思考を巡らされる、複雑な珈琲なのかもしれません。
「コーヒー」と呼んではならず、「カフワ」と呼ばなければならないそうです。店内入るなり、「ねぇちゃん!コーヒーとおしぼり!はよ持ってきてや〜!!」とかと叫ぶと、奥から恐ろしい顔をしながらマスターが出て来きて、「二度と来るんじゃねぇ!」と、外につまみ出されて塩撒かれるかもしれません。し、
「すいません。コーヒーの砂糖は・・・」
「当店にはコーヒーなど有りません。それはカフワです。」
「あ、すいません。あのぉ、カフワに入れる砂糖を・・・」
「ウチのカフワに砂糖などを入れようとするんですか?なりません。それはそのままお飲み頂く物です。もしどうしても何かをお入れになられるとおっしゃるのでしたら、そこに置いてあるタバスコなどいかがでしょうか?」
・・・とにかく、何かややこしそうですね・・・。

 
 
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